【木】のトイレ
こんにちは〜🍀
高梁市の古民家にて、トイレのリフォーム工事をしている現場です。
解体して骨組みだけになっていた
トイレの壁部分に新たな壁ができていました💡
壁がついてしまうと、中の骨組みは見えなくなってしまいます。
古い柱と新しい柱、
見えなくなっても壁の中でずっと建物を支えているんですよね。
解体中を見なければ分からなかった部分なので、
なんだか不思議な気持ちになりました😌
外側に焼板を、内側には杉板を使用しています。
屋根下の外壁に中から梁がポコっと出ている部分は、
あえて切り落とさなかった大工さんのポイントです🍀
天然素材や野草・自然が好きな施主さんなので、
接着剤や金物などは今回、出来る限り使いません💡
トイレ自体にも強いこだわりがあり、
水や電気を使わない【コンポストトイレ】というトイレにします!
コンポスト?ちょっと聞きなれない言葉ですよね🤔
そこで!あきこのちょっとした豆知識🍀
※※ コンポストトイレとは💡※※
箱のような枠の中に容器を入れ、
その上に便座を置いて使う洋式タイプのトイレです。
[水や電気を使わず、有機物を容器の中で撹拌し、
微生物のチカラで堆肥にして自然に還そう]という、
災害の時にも活躍できそうなトイレなのです😳!
ちょっと珍しいトイレの、箱の枠と便座を【木】で作ると聞いた大工さんは、
資料を手に「珍しいトイレじゃの〜!こりゃ初めてじゃ!」
と言いながらも、どこかワクワクしているようでした。
一つ一つ、寸法を図り徐々に形にしていきます。
蓋と便座はそれぞれ一枚板で。
角の丸みや触ったときの滑らかさから、
大工さんの丁寧な手仕事が感じられます✨
それではまた!あきこでした〜🍀