会社名 | 有限会社 綱吉商店 (旧 有限会社 鳥越工務店) |
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代表取締役 | 采女 佳史 |
住所 | 〒714-1223 岡山県小田郡矢掛町東川面1107-5 |
電話番号 | 0866-83-1371 |
営業時間 | 8:00~17:00(定休日:土曜日・日曜日・祝日) |
事業内容 | 注文住宅・増改築・リフォーム・外構工事などの工事から、 床を変えたい、濡れ縁が欲しいなどのお家のお困りごともご相談ください。 |
沿革
昭和37年10月2日 | 鳥越工務店として個人開業 |
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昭和56年1月7日 | 有限会社 鳥越工務店設立 |
令和3年6月1日 | 有限会社 綱吉商店に社名変更 |
代表挨拶
はじめまして。
突然ですが、みなさんは工務店ってどんなイメージですか?
きっと多くの人が「家を建てる会社」だというイメージをもっているのではないかと思います。
もちろん、その通りです。
お客さんからお金をもらってその対価としてお客さんの望む家を提供する。というのが、私たちの仕事です。
でも、商品として謳っている「家」は、仕事の「結果」として形に残るものであり、その過程にある物語をつくりあげることこそが、本当の意味での仕事だと私は思っています。
物語というのは、大工とお客さんを軸に、人と人とが関わり、楽しさや大変さ、しんどさを共有し合いながら「家」という完成物を一緒につくりあげていく、その過程である。
「住宅会社」と「お客さん」という立場であっても、本音で話し合い向き合うことをしなければ、良い家をつくることはできないと思うのです。
引き渡した後も、困ったことがあれば、友達に電話するくらい遠慮なく何でも言ってきてほしい。
“暮らしの困った!”
に、すぐに駆けつける相棒のようなそんな、お客さんにとって心許せる存在になりたいと、仕事をしていていつも感じます。
当たり前のことですが、実際どんなにベテランの大工でもミスをすることはあります。
データやプログラムで動いているロボットとはちがい、感情をもつ人間が、その手でつくっているものに完璧なものはないからです。
一生に一度の買い物だからこそ、家づくりを安心して進めていくために、コミュニケーションをしっかりとってミスを未然に防ぐことはもちろん、誠心誠意向き合っていくことを本当に大切にしています。
それと、少しだけ、私のことをお話しさせてください。
私は19歳から大工として働いていますが、正直なことを言うと、幼いころから大工になりたかったわけではありません。
先々代の社長であり、自身も大工である大好きな祖父が、「大工になれ」と言っていたことや、特別好きではないものの得意な授業が工作だったことがきっかけで、進路を考える際「好きなことよりも、得意なことを仕事にしよう」と決めこの世界に入りました。
「ものづくりが好きだから大工になる」
という、鉄板の志望理由ではなかった私が、祖父の気持ちと、“工作が得意”というだけで大工になり、多くの人と関わり仕事をしてきて今、思うこと。
それは、大工という仕事は最初の3~4年は本当に大変だけれど、「飽きない面白い仕事」である。ということ。
家を建てるまでの流れは同じでも、お客さんによって、想いも違えば建てたい家も違う。
家族構成や性格、関わり方によって、現場での思い出もまた違ってきます。
また、その時々で環境が変わるからこそ、新鮮な気持ちで仕事ができ、実際に1番長い時間現場で仕事をしている大工だから、打ち合わせの時だけでなく、休憩時間の世間話など、お客さんと同じ時間を過ごしていく中で、なんでも気軽に言い合える友達のような関係性を築くことができる。
そんな関係性や物語ができると、お客さんは、私たちがつくった家をとても愛着をもって使ってくれます。
それがたまらなく嬉しく、お客さんとの思い出をつくることができるこの仕事が心から「面白い!」と思うのです。
祖父は、私が大工になって、とても嬉しそうでした。
昔は大工になるつもりはなかったけれど今は、あの時の祖父に感謝しています。
それぞれの特技をもっている「ヒト」たちが、家づくりという「コト」を通して、物語という「モノ」をつくっていく。
その“繋がり”が広がれば、きっと面白いことができるんじゃないかと、思っています。
これから家を建てたい、家のことで困っていることがあるお客さんはもちろん、建築の仕事に興味のある方や、何か一緒に楽しいことができるのではないかと思ってくださった方、ぜひお気軽にご連絡ください。
綱吉商店に、関わってくださる全ての人を大切にしたい。
これからもたくさんの思い出に残る物語をつくっていきます。